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保護犬の里親になる方法と譲渡条件

アイキャッチ画像 保護団体
この記事は約5分で読めます。

駅前などで譲渡会を開催している保護団体をよく見かけると思いますが、その場ですぐにペットを譲渡してもらえるわけではありません。時間も費用もかかりますし、厳しい審査もあります。

保健所で保護されている動物は比較的譲渡してもらいやすいのですが、講習や条件がありますし費用もかかります。

保護犬に出会うにはどうすらばいいのか?いくつかの方法を見ていきましょう。

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譲渡会に参加する

①保護団体のウェブサイトなどから譲渡会の開催日を確認し問い合わせる(保護団体によっては譲渡会に参加する前に講習を受けなければならないところもある)

②約束した時間に会場へ行く

③実際に保護犬と触れ合い相性を確認

④③を通過したら申請書を提出する。他にも希望者がいるので保護団体側で審査し候補を決定する

⑤④を通過したら、保護団体のスタッフが自宅へ訪問し飼育できる環境かどうか確認する

⑥全ての審査を通過し譲渡が決定したら講習を受ける(講習は①以前の場合もある)

⑦契約書を記入する(契約書は譲渡後のトラブルを避けるために必要。里親になった人が譲渡前の条件と違う飼育をした場合のトラブルを避けるため)

⑧マイクロチップの登録とワクチン接種

⑨譲渡完了

キキまま
キキまま

譲渡会では、希望者と動物の相性テストが行われます。ここで通過しないと断られる場合があります。又、相性テストで通過しても他にも希望者がいる場合も審査に落ちてしまう場合があります。審査を通過すると実際にスタッフが希望者の自宅に訪れ飼育環境のチェックをします。講習会はきるだけ家族全員で参加しましょう。

保護犬も費用がかかります。去勢手術代、マイクロチップ、ワクチン、ノミ・マダニ駆除剤など諸々含め、5万円ほどかかるのがほとんどです。(団体によってはそれ以上の場合もある)

 

<講習会で行われる講義の内容>

①適切な動物の飼い方

  • 動物が生涯大切にされること
  • ペットとの生活を楽しく過ごす
  • 周囲の人に迷惑をかけない

②不妊去勢手術の実施

  • 不幸の命を増やさない
  • 性的ストレスからの解放
  • 問題行動の予防
  • 動物の病気予防

③法律の厳守

  • 排泄物の放置をしない
  • 集合住宅でのブラシングによる抜け毛
  • 無駄吠えを抑える工夫
  • 狂犬病予防の実施

④視覚的講習

  • 事故現場の写真やビデオなど
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インターネットで里親募集を探す

①里親募集サイトで気に入った子を見つけたら譲渡条件に目を通す

②電話かメールで問い合わせる

③必要事項を記入して送信。賃貸に住んでいる場合はペット可物件が記載された契約書の一部をスクショし添付します。

④保護団体と対面日時を決めますが、譲渡会を案内される場合もあります。

⑤保護犬と対面し、相性テストをします。

⑥他に希望者がなく審査を通過するとスタッフが希望者の自宅へ訪問し、飼育できる環境かどうかのチェックをします。

⑦約2週間のトライアル期間に入ります。

⑧問題なければマイクロチップの登録とワクチン接種をします。

⑨譲渡完了

キキ
キキ

インターネットの里親募集の場合、ほとんどの場合講習会はないけど、厳しい条件があるんだワン。1つでも条件に合っていないと譲渡されないので必ず条件を確認するんだワン。保護犬も費用がかかるんだワン。去勢手術代、マイクロチップ、ワクチン、ノミ・マダニ駆除剤など諸々含め、5万円ほどかかるんだワン。(団体によってはそれ以上の場合もある)

 

<よくある譲渡条件例>

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保健所から引き取る場合

①保健所に電話をする

②条件を確認し保健所で受付をする

③講習を受ける(②以前の場合もあり、オンライン講習を開催しているところもある)

④保護犬と対面する

⑤他に希望者がいなければ決定

 

キキまま
キキまま

保健所から保護犬を引き取る場合は、事前に経済状況を含め自分の生活状況に合った個体かどうか自分でしっかりシミュレーションすることをお勧めします。ワンちゃんが大きければ大きいほどお金がかかるしスペースも必要になります。又、保健所で引き取る場合も1万円ほどの引き取り費用がかかります。譲渡後もマイクロチップの登録(約5千円)や去勢(約2万円)、ワクチン(約3千円)、狂犬病ワクチン(約5千円)、ノミ・マダニ駆除(約3千円)費用がかかります。その他ペットシーツやフードなどのペット用品も必要になるので4〜5万円の費用が別途かかることを覚えておきましょう。

 

<保健所で保護犬を引き取る条件例>

※お住まいの地域によって違いますのであらかじめ確認しておきましょう。

  • 犬を譲渡する保健所がある地域に住んでいる
  • 犬を養えるだけの経済力がある
  • 引き取り手は成人である
  • 高齢者の場合、犬を飼育できなくなった時の後見人がいる
  • 家族全員の同意が得られている
  • 不妊・去勢手術ができる
  • ペット可の住居に住んでいる
  • 譲渡前後の訪問調査、指導を受けられる

<引き取りに必要なもの>

  • 印鑑
  • 身分証明書
  • 筆記用具
  • キャリーバッグ、ペットシーツなど
  • 譲渡費用(約1万円)
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まとめ

いかがでしたでしょうか?保護団体や保健所からの譲渡は決して簡単なことではありません。まして保護犬は成犬である場合がほとんどです。動物保険に加入しても人間と同じくらいの金額が必要になります。又、何かしらの病気を持っている場合もあります。自分の生活スタイルや年齢も考えなければなりません。引き取り手がいなくて可哀想だから、ペットショップより安いからと無闇にペットを引き取るのはやめましょう。

保護団体、ブリーダー、ペットショップ?里親になるには?

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