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【換毛期】毛が抜けにくい犬種は?お手入れ方法と換毛期対策

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この記事は約9分で読めます。

ペットを飼う前に誰しも考えるのが抜け毛や犬の換毛期。特にアレルギー体質の人には体調を悪化させてしまうこともあります。
犬を飼う前には、シングルコートかダブルコートか、抜けやすいかなど毛質を知っておくことも大切です。

飼ってから体調が悪化した・抜け毛が多くてストレスを感じるようになった=飼わなきゃよかった
という事が起きないよう犬の毛質について調べ、対策を事前に考えておきましょう。

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シングルコート・ダブルコートについて

犬には大きく分けて2種類の毛の生え方があります。犬の毛は人間と違い、一つの毛穴から7〜15本ほどの毛が生えており、太くて長いオーバーコートと短くて柔らかいアンダーコートが一緒に生えてきますが、いくつかの犬種はアンダーコートがなくオーバーコートのみの犬種もいます。

キキまま
キキまま

シングルコート:アンダーコートがなく、オーバーコート(太い毛)のみの毛質で換毛期がない。シングルコートの犬種は耐寒性が低い傾向があります。写真は、我が家のキキ(ダブルコート)の毛を拝借して撮影しました。シングルコートの犬種には写真で示しているオーバーコートの毛のみ生えています。


オーバーコート

シングルコートの犬種は、抜け毛がほとんどありません。以前飼っていたトイプードルの子はシングルコートでしたが全くと言っていいほど抜け毛を見たことがありませんでした。動物アレルギーがあった娘はトイプードルの子にはアレルギー反応を起こさないほどでした。

 

キキまま
キキまま

ダブルコート:アンダーコート(産毛のようなフワフワした毛)とオーバーコート両方を持つ毛質で、換毛期がある。アンダーコートは寒さや暑さから身を守ります。アンダーコートが生え変わる時期(換毛期)は春〜7月と秋〜11月にかけての2回です。夏前に密度の薄いアンダーコートに生え変わり、秋になると保温性の高いアンダーコートに生え変わります。


アンダーコート

 

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シングルコートの犬種

※表は上から体高順に並んでいます。上(小)→下(大)

犬種 原産国
ヨークシャテリア イングランド
マルチーズ 地中海地域
シーズー 中国
パピヨン フランス/ベルギー
トイプードル フランス
ミニチュア
ピンシャー
ドイツ
イタリアン
グレーハウンド
イタリア
バセンジー  コンゴ
スタンダード
プードル
フランス
ウィペット イングランド
ダルメシアン クロアチア
ドーベルマン ドイツ

シングルコートの犬種

キキ
キキ

【豆知識】

実は、チワワにもシングルコートがいるワン。一説にはスムースコートがシングルコートと言われてるけど、スムースコートであっても現代のチワワのほとんどがダブルコートなんだワン。古代メキシコで食用や生贄とされていた私たちの先祖テチチがアメリカに渡り改良されて生まれたのが今のチワワなんだワン。ご先祖様がシングルコートだったので今も遺伝を受け継いでシングルコートの子が時々いるらしいんだワン。

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犬種別被毛の特徴とお手入れ

ヨークシャテリア

ヨークシャ
ヨークシャテリアの被毛は、伸び続けるため定期的にカットする必要があります。特に肛門周りは排泄物が絡まったりするので頻繁にカットする必要があります。又、まっすぐな被毛のため伸び続けると目を覆ってしまいます。目の周りも定期的なカットが必要です。抜けがが少ない犬種ですが、毛が絡まりやすいので小まめなブラッシングが必要です。

マルチーズ

マルチーズ
真っ白な被毛が美しいマルチーズですが、マルチーズもヨークシャテリアと同様に放っておくと毛が伸び続けます。密度がありふさふさとしていて重みのある被毛です。絡みやすいので小まめなブラッシングが欠かせません。また、白い被毛であるため汚れが目立つのでシャンプーの頻度も高くなります。涙やけが目立つので目の周りを小まめに拭いてあげましょう。


シーズー

シーズー
シーズーの原産国はチベットのため、乾燥や寒さに負けない長くボリュームのある被毛を持っています。皮膚の乾燥を防ぐため被毛に油分を帯びているのが特徴です。日本の気候は湿気が多いため蒸れやすく、日本に住むシーズーは雑菌による皮膚炎を起こしやすくなります。特に湿気の多い夏場は月に1〜2度はシャンプーが必要でしょう。シーズーの被毛も放っておくと伸び続けるので、定期的なカットと小まめなブラッシングが必要です。

パピヨン

パピヨン
パピヨンは美しい光沢のある被毛を持っています。耳周りの被毛が蝶に似ていることからパピヨンと名付けられました。パピヨンの毛はある一定の長さまで到達するとそれ以上は伸びないためカットの必要はありません。細く柔らかい毛質で絡まりやすいので小まめなブラッシングが必要です。冬場など乾燥しやすい季節は、保湿力の高いシャンプーを使用したり、ブラッシングの際はグルーミングスプレーを使うと良いでしょう。

トイプードル

トイプードル
トイプードルの被毛は硬い巻き毛が密集して生えており、非常に毛玉になりやすいです。ブラッシングを怠るとすぐに絡まってしまい、たくさん毛玉ができてしまうので他の犬種に比べてブラッシングの頻度が高くなります。毛玉を放っておくと皮膚炎の原因になりますので、定期的なトリミングも欠かせません。(トイプードルの毛も放っておくと伸び続けます。)プードルの毛玉は目の細かい柔らかいブラシでは取れないのでアフロコームのように目の洗いしっかりしたコームの方が使いやすいでしょう。お尻周りなどの毛に排泄物が絡まりやすく、頻繁にシェービングしてあげる必要があります。又、耳毛も多く、同じく巻き毛で密集して生えています。垂れ耳のためとても蒸れやすく耳毛を抜いたり、ローションで拭いたりなどのお手入れも必要です。

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ミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャー
ミニチュアピンシャーは太くて短い被毛を持っています。シングルコートの犬種ですが換毛期があります。抜け毛はダブルコートに比べると少ないのですが、毛が生え変わるサイクルが短いため、多少抜け毛があります。ミニチュアピンシャーの毛は長くならないのでカットの必要はないのですが、毛の生え替わりがあるためラバーブラシや獣毛ブラシなどでブラッシングしましょう。又、被毛が短いため体温調節が難しく冬などの寒い季節は防寒着が必要になります。ペットウェアは換毛期の抜け毛を抑えてくれるメリットもあります。

こちらの服⏬をご近所でピンシャーを飼われてる方が着せていてものすごくかっこよかったです🙂
ドッグウェア

イタリアングレーハウンド

イタリアングレーハウンド
イタリアングレーハウンドは、長さ1センチほどの光沢のある皮毛を持っています。この犬種もミニチュアピンシャーと同じく毛の生え変わるサイクルが短いため、抜け毛があります。皮膚が柔らかいためラバーブラシなど柔らかいブラシでブラッシングします。又、短毛のため体温調節が難しいので、防寒着を用意しておきましょう。

バセンジー

バセンジー
パセンジーは短毛でなめらかな被毛を持っています。この犬種も比較的抜け毛が少ないですが換毛期になると抜け毛が多くなります。パセンジーはアフリカ原産のため暑さには強いですが、寒さには弱いため、冬場は防寒着が必要になります。シャンプーは月に1度で良いですが多少の抜け毛があるため時々ブラッシングしてあげましょう。

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スタンダードプードル

スタンダードプードル
スタンダードプードルの被毛は、トイプードルと同じ特徴を持ちます。プードルの毛質についてはトイプードルの方で先に説明していますので、こちらでは、なぜこのような被毛を持つ犬種なのかを書いていきます。プードルは長い歴史を持つ犬種です。紀元前30年頃のローマ帝国時代から存在していたと言われています。プードルは水猟犬として飼われていました。クルクルとカールした巻き毛は水の中で空気を含みやすく、冷たい水の中で心臓が冷えるのを防ぎます。フランスで人気を博したプードルは後に小型化され婦人達の抱き犬として愛されました。

 

ウィペット

ウィペット
ウィペットは、お手入れが楽な犬種です。短毛で抜け毛や体臭が少なく、普段のお手入れは濡れたタオルで体を拭いてやる程度で十分です。シャンプーは月1程度です。ブラッシングもほとんど不要ですが、コミュニケーションや血行促進にも役立つので、ラバーブラシなどで時々ブラッシングをしてあげましょう。

ダルメシアン

ダルメシアン
ダルメシアンもウィペット同様にお手入れが楽な犬種です。毛は比較的抜けやすいためラバーブラシなどでこまめにブラッシングします。又、ダルメシアンは非常に活発で外を走り回ったり活動的な犬種であるため、普段は固く絞ったタオルで体を拭き、月1〜2回程度はシャンプーをしてあげましょう。ダルメシアンは垂れ耳の犬種なので耳のお手入れも必要です。イヤークリーナーなどを使って定期的なお手入れをしましょう。

ドーベルマン

ドーベルマン
ドーベルマンは硬いしっかりとした光沢のあるなめらかな被毛を持っています。この犬種も短毛でありながら毛の生え替わりのサイクルが短い犬種でもあるので、週1回を目安にブラッシングしてあげましょう。又、この犬種は寒さに弱い犬種なので屋外で飼うことはお勧めしません。20度〜25度の室温を保つか、必ず防寒対策などをしてあげましょう。
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まとめ(換毛期対策)

いかがでしたか?我が家のキキ(チワワ:メス)はダブルコートなので、換毛期がありますが体が小さい分、抜け落ちる毛の量は気になるほどではありません。夏の換毛期はメッシュのウェアを着せて秋の換毛期にはTシャツを着せています。服を着せるだけで床や家具に舞い落ちる毛の量が全く違います。

又、お掃除は掃除機よりもモップをお勧めします!私はキキをお迎えしてからダスキンモップに切り替えましたが、オーディオの上にもほとんど埃や毛がつきません。又、カーペットやマット、布製の家具や物は毎日欠かさずコロコロで掃除をします。

花粉の季節は、ペットの毛と花粉のダブル攻撃を受けることになるので、空気清浄機+ダスキンモップ&コロコロの準備を強くお勧めします!



乾燥する季節は加湿しながら、空気をきれいにしてくれる加湿器もおすすめ!この商品も実際に購入したのですが、大容量で1度水を入れると1日持ちます。加湿量の調整やヒーター(温かい加湿)、マイナスイオンも使えてお手入れもとても簡単です。

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コロコロは斜めカットにカットされているものがおすすめです。ストレスなくすーっと剥がせます。

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