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肉体はなくてもペットの魂は最上の平安にあります。
〜ペットロスについて〜
ペットロスとは
ペットロス症候群とは、ペットとの別れなどというストレスが契機となって発症した精神疾患(症候群≒病気≒疾患)を言い、診断において一致している見解として、
- 6か月以上の期間を経ても強度の症状が継続する(期間)
- 自己が認識する悲しみの感情を、発症した症状による身体的苦痛が圧倒するほど激しい(症状)
- 日常生活に支障をきたしている(生活への支障)
という点が重視される[2]。
引用:Wikipedia
ペットとの別れは本当に辛く、亡くなった直後は、どんなに小さな些細なことも失ったペットを思い出させます。
いつも一緒に歩いた道、おやつやご飯の時間、夜は布団に潜り込んでくる子はもういません。
もっとこうしてあげればよかった。あの子は私との生活で幸せだっただろうか・・・
やがて、悲しみは後悔に変わり、自分を責める様になります。そして、あの子を思い出すと心がチクチクと痛むのです。
悲しみは、時間が癒してくれますが後悔だけは一生消えることはなく、ずっと心に残り続けます。そうならないためには、どうすればいいのでしょう。
とにかく、生前にたくさんたくさん話しかけてあげてほしいです。お散歩や遊びの時間を可能な限り持ってあげてほしいです。
なぜなら、ペットにとっては飼い主さんとの時間が一番幸せだからです。ペットは人間の子と同じです。大きな家、豪華な食事、不自由のない生活よりもパパやママ、家族とのふれあいやコミュニケーションに幸せを感じるからです。
今日は、私の感想も交えて、ペットロスに関する記事をいくつか紹介します。
ペットロスとは?症状や克服方法、周囲の人の接し方について
溺愛しすぎないことも大切です。これはペットに限ったことではなく、人間の子どもに関する親バカぶりが社会的な問題として取り上げられることも最近多いでしょう。過度な溺愛は子ども(あるいは、ペット)への依存関係に陥るため、その対象を亡くした時の悲しみが深刻になってしまうのです。
私は、溺愛することは決して悪いことだとは思っていません。ただ溺愛するだけでペットとの時間を持たない事の方が問題があると思っています。
例えば犬にとっては、十分な食事、安心な寝床、一緒に遊ぶ、スキンシップこれらが揃っていれば彼らにとっては十分幸せだと思いますし、コマンドを教えたりするのも遊びの一つだったりします。コミュニケーションとスキンシップをバランス良く保つ事が大切です。
生前ペットと共に過ごしていた時間は、ペットの死後に穴となって意識されてしまうため、1日の過ごし方を変えることによってある程度その穴をふさぐことができます。
ペットを失った直後は、目につく全てのものが亡くなったペットを思い出せてしまうため、遺品整理をしたり部屋の模様替えや掃除をしてみたり、映画などを観て現実から離れてみるのも良いかもしれません。いつもと違う行動パターンは、気持ちをリフレッシュさせ、心を安定させる効果があります。
ペットの死は悲しんでもいい…「ペットロス」を癒す8つの方法〈愛犬を亡くした記者が涙の取材〉
「実はお別れの時間がとても大事なんです」と前出の阿部氏は語る。私も経験したことだが、ペットを亡くした直後でも、火葬の手配など事務的な作業は意外にできてしまうものだ。「そうなんです。それで葬儀屋さんに『今日の夕方なら』と言われて、慌てて火葬してしまう方も多いのですが、お別れの時間が短すぎると後で引きずります。
亡くなった後も、できる限りのことをしてあげると、生前にしてあげられなかったという後悔が幾分和らぐかもしれません。「もっと抱っこしてあげたかった」「もっと一緒にいてあげたかった」私も先住犬を亡くした時にそういった後悔が残りました。
先住犬が亡くなった日、私は休暇をとったため、葬儀屋さんに引き取っていただく事を急いでしまいました。そういった沢山の後悔は今もずっと心に残っていて、消えることはありません。
もし、今いる愛犬が歳を取り、いつ亡くなってもおかしくない状態になってしまったら、私は入院させることはしないでしょう。亡くなるまでずっとそばにいて、お家で過ごさせてあげたいです。
ペットの生前に、葬儀社や葬儀場の目星をつけておくといいという。「縁起でもない」という声もあろうが、納得のいくお別れができれば、ペットロスからの回復も早くなる。
もし、葬儀の後にペットのお墓やお骨を得たら、放ったらかしにしないでください。埃まみれでお水もお線香もなく、いつしか押入れにしまわれてしまったお骨、忘れ去られてお手入れのされていないお墓は、あまりにもかわいそうです。
もし、何年も何年も続けていく自信がないなら、肌身離さず持っていられるアクセサリーや、お手入れが必要なく、いつでも思い出してあげられるオンラインのお墓にして残すなど、もっと違った形の供養を考えた方が良いかもしれません。
江原啓之「愛犬を亡くしペットロスに。立ち直るために新しい犬を迎えるのは正しい?自らの今後も考え冷静な判断を」
よく考えてください。天命をまっとうしてあの世に行くたましいは、この世を卒業したのであって、おめでたいこと。残された人の寂しさを否定するわけではありません。しかし、何もする気が起きないほどロスになるのは、結局は自分が大事な人と言えるでしょう。
しかも、その悲しい気持ちや寂しさを癒やすために代わりのペットを飼うのは、あまりにも自分勝手ではないでしょうか。新しいペットは、決して亡くなった愛犬の代わりにはなりません。ですから、ペットロスを癒やしたいという理由で飼うのは間違いです。
新しい子を迎えて、前の子を失った悲しみを忘れることが出来てしまったとしたら・・・例えば、別れた彼/彼女を忘れるために新しい恋に前向きになったのと変わりありません。飼い主さんの愛はそんなに簡単な事じゃなかったはずです。
そして、新しい子をお迎えして、亡くなった子を思い出す事がなくなってしまったら、その子の魂は2度目の死を迎えることになります。私はペットの魂はいつでも飼い主さんのそばにいると思っています。だから、生前と変わらず時々思い出してあげて亡くなったペットとの時間を持つことが1番の供養になるし、亡くなったペットも喜ぶと思うのです。
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こういったことを学ぶのもペットロスを克服するきっかけになるかもしれません。亡くなった子の死を無駄にしたくない、誰かのためにこの経験を活かしたい。そういった気持ちは誰かを癒すだけでなく、自分の心も癒すことに繋がっていきます。
最後に、ペットロスに関する調査がまとめられた記事を紹介します。
ペットロスに関する調査
ペットロスになる、ならないは、状況やこれまでの接し方によって変わります。
15年以上の長寿で、老衰で亡くなった場合と病気や事故で亡くなった場合とでは、悲しみの度合いがかなり違ってきます。
又、同じ家族の中でペットロスになる人、ならない人で別れる場合も、生前にどれくらいペットとコミュニケーションをとってきたかで、差があるのかもしれません。
さいごに
飼い主さんがずっと悲しい顔をしていたら、亡くなったペットがかわいそうです。手作りの写真フレームを作ってみたり、アルバムを作ったり、一つ一つの遺品に「ありがとう」と言いながら整理をして亡くなった魂に敬意を示してあげてほしいです。
ペットの魂は、いつも飼い主さんの側にいます。だから、いつも笑顔でいてあげてください。
この記事で誰かの悲しみが少しでも癒されたら本望です。
アンケート調査
調査委託先:アイブリッジ株式会社
自社によるインターネット調査
1000人にスクリーニング調査を事前に行った上で、100人に本調査を実施
本調査対象:全国の20歳〜50歳の男女。スクリーニング調査で「ペットを飼ったことがある」「飼っている」「いつか飼いたいと思っている」と答えた人たち(639名)の中から100名に、家族構成・職業問わず実施