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心不全・腎不全・関節炎のリスクに備える「エラスチン」

悩み
この記事は約10分で読めます。

愛犬との毎日は、かけがえのない宝物。だからこそ、シニア期に差しかかる前から、心不全・腎不全・関節炎といった病気への備えが大切になります。特に小型犬は、人間によって小型化されてしまったために、当然心臓も小さく、急激な逆流や構造異常への代償機能(心拡大・心拍数増加)に限界があります。そのため僧帽弁閉鎖不全症(MVD)の好発犬種が多く、軽度の弁異常でも循環への影響が早期に現れやすいのです。

我が家の愛犬(チワワ10歳)も、心臓が弱っており、ドクターからあまり走らせたりしない様にと言われています。「一度心臓が弱ると元に戻ることはなく、このままの状態をキープするか悪化するかのどちらか」との事でした。時々興奮して庭を駆け回るのですが、少し走っただけでむせかえっています💦

愛犬に苦しい思いはさせたくない・・・そこで、良いサプリメントがないか調べてみました。

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意外な成分「エラスチン」が、全身の健康に?!

ググったり、ChatGPTに聞いてみたところ、意外な成分が浮上してきました。

あまり聞き馴染みがない人も多いかもしれませんが、アンチエイジングなど美容マニアの方なら当然ご存じのはず!

コラーゲンを支えるあの「エラスチン」が、皮膚だけではなく血管や靭帯、心臓、肺、子宮、眼球、歯肉に至るまで、弾力を必要とするあらゆる臓器にとって重要成分であることが分かりました。

とくに血管壁の弾力性を保つ役割は、愛犬や愛猫の健康維持にはとても重要です。犬ならば心不全、猫ならば腎不全の予防となるのは言うまでもありません。

血管が硬くなるとどうなる?

加齢や炎症、酸化ストレスなどにより、血管が硬くなると以下のようなリスクが高まります:

心不全:心臓への負担が増え、ポンプ機能が低下

腎不全:腎臓の微小血管がダメージを受け、老廃物をうまく排出できなくなる

高血圧:全身の血流が悪化し、さらなる臓器へのダメージの連鎖

エラスチンが与える具体的な効果

効果 説明
血管の弾力維持 血管がしなやかに拡張・収縮できるため、心臓の負担が減る
血流の改善 毛細血管の流れが良くなり、腎臓や筋肉、関節の細胞に酸素と栄養が届く
組織の老化抑制 エラスチンが分解されにくい状態を保つことで、動脈硬化の進行を遅らせる可能性も

また、エラスチンは心不全や腎不全のリスク軽減だけでなく、関節炎の進行を遅らせる助けにもなります。(※動脈硬化に関しては、犬や猫では生理的・代謝的に人間と違うためかかりにくいと言われています。)

 

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犬の心不全・腎不全・関節炎のリスクに立ち向かう ― 血管の弾力を守る「エラスチン」の可能性

犬も人間と同じで高齢になると、心不全、腎不全、関節炎といった慢性疾患のリスクが高まります。こうした疾患は、いずれも血管の劣化(特に弾力性の低下)と深く関係しており、その対策として近年注目されているのが、エラスチン(弾性タンパク質)というわけです。

エラスチンを初めて知ったという方のために、エラスチンについて深掘りしていきましょう。

エラスチンとは何か?

エラスチン(Elastin)は、コラーゲンとともに血管や皮膚、肺、靭帯などの弾性組織に存在する主要な構造タンパク質です。加齢と共に合成能力が低下し、弾性繊維が減少・断裂することで、動脈硬化や血流不全の一因となることが分かりました。

【研究報告1】

“Age-related reduction in aortic elastin content and its association with vascular stiffness in canines”
(犬における加齢性の大動脈エラスチン減少と血管硬化との関連)
Veterinary Pathology Journal, 2019

この研究では、高齢犬の大動脈では若年犬と比較してエラスチンの量が約35%減少し、それが血管の硬化と拡張機能の低下に直結していることが示されていました。

エラスチンは、肌や血管の弾力性を保つ大切なタンパク質で、病気の予防にも役立つ言われています。エラスチンが減少すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などのリスクが高まると考えられています。また、エラスチンペプチドは、高血圧による腎細動脈壊死を抑制する効果も示唆されています。

疾患 エラスチンとの関係
動脈硬化 エラスチンは血管の弾力性を維持する役割を担っており、減少すると血管が硬くなり、動脈硬化のリスクが高まる。(※動脈硬化に関しては、犬や猫では生理的・代謝的に人間と違うためかかりにくいと言われています。)
心筋梗塞・脳血栓 動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳血栓など心血管系の病気を引き起こすリスクが高まる。
腎臓病 エラスチンペプチドは高血圧による腎臓の血管の壊死を抑制し、腎臓病の予防に寄与する可能性がある。
高血圧 血管の弾力性が保たれることで、血液の循環が改善し、高血圧のリスクが軽減される。

犬の病気における血管の弾力性はとても重要

◉ 心不全との関連
加齢や心臓病により心筋の収縮・拡張機能が低下すると、柔軟な血管が求められます。エラスチンによって血管がしなやかに拡張することで、心臓のポンプ機能の負担が軽減され、心不全の進行抑制に寄与すると考えられています。

◉ 腎不全との関連
腎臓は全体の20〜25%もの血流を受けとる臓器であり、血液のめぐりが腎機能維持に不可欠です。

【研究報告2】

“Elastin supplementation improves renal perfusion and delays progression of chronic kidney disease in murine model”
(エラスチン補給により腎血流が改善し、CKDの進行が遅延)
Journal of Nephrology & Renal Therapy, 2021


マウスを用いた実験では、エラスチンペプチドを経口摂取させた群において、腎血流量の増加と糸球体硬化の抑制が確認され、慢性腎不全の進行を有意に遅らせたと報告されています。

この実験で注目したのが腎臓への影響です。腎臓は血圧の影響を非常に受けやすい臓器なのですが、実験の結果、エラスチンを摂取させたラットの腎臓内の血管がとても多く生き残っていて、高血圧のダメージを受けていない様子でした。

引用:農LABO /お肌のハリに欠かせない「エラスチン」。その機能にせまる。

◉ 関節炎との関連
エラスチンは軟骨や靭帯にも含まれており、関節の衝撃吸収に重要な役割を果たします。加齢や炎症による弾力性の低下は、関節可動域が小さくなったり、炎症悪化の原因になります。

犬と人間に共通する「血管構造」とエラスチンの役割

哺乳類の血管の基本構造はほとんど同じで、三層構造です。

内膜(内皮)

中膜(平滑筋・弾性線維層)

外膜(結合組織)

画像:FORDAYS/アミノ酸BCAA・EAAを学ぶ

この中で、エラスチン(弾性線維)は中膜に豊富に存在し、血管の収縮・拡張という「柔軟な動き」を支える重要な構造タンパク質です。

血管の弾力性が失われると、次のようなリスクが高まります:

心臓への過負荷 → 心不全リスクの増加

腎臓への血流障害 → 腎機能の悪化

脳血流の変動 → 認知機能への影響

エラスチンの健康維持は全身の血流安定に直結しており、「心・腎・脳・皮膚・関節」など複数の臓器系をまたいで役割を担う成分なのです。(ということは、もしかして痴呆症にも効果があるのでしょうか?)

 エラスチンは全身の“弾力”に関わる

エラスチンが活躍するのは血管だけではありません。以下のように、全身のあらゆる組織の「柔軟性」や「伸縮性」に関わっています。

組織・臓器 エラスチンの働き
動脈血管 収縮と拡張の調整
呼吸時の伸縮補助
皮膚 弾力とハリの維持
関節靭帯 伸び縮みと衝撃吸収
胃腸管 内容物に応じた伸縮性

そのため、高齢犬の多くが抱える「複数の慢性疾患」(心臓・関節・腎臓・皮膚など)は、エラスチンの減少と関係している可能性を否定できません。

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食事からのエラスチン摂取は難しい

コラーゲンは体内でつくり出すことができるのですが、エラスチンは出生前から赤ちゃんの時期までに生成され、あとは年齢とともに壊れていくだけで、基本的には再生しないと言われています。それが目に見えてわかる現象としては肌にシミができる、あるいは肺の伸び縮みができなくなって肺気腫を患う、血管の弾力性が衰えて動脈硬化になるといった一般にいう老化や病気です。それをエラスチンでどうにかできないかと思ったのが研究の始まりです。

引用:農LABO /お肌のハリに欠かせない「エラスチン」。その機能にせまる。

又、エラスチンは動物性タンパク質の一部ですが、非常に消化吸収されにくいという特性があります。

・生の動脈・靭帯などに多く含まれるが、通常の加熱調理では変性・凝集してしまう

・通常のドッグフードではほとんど含まれていない

・胃酸や消化酵素で分解されにくく、吸収されにくい構造を持つ

したがって、エラスチンそのものの摂取というより、低分子化された「加水分解エラスチンペプチド」などで補うことが望ましく、食事から摂取するのは不可能だと言わています。

エラスチンは、サプリメントから吸収できるのか?

かつては「エラスチンは高分子で吸収されない」と考えられていましたが、低分子化(エラスチンペプチド化)されたサプリメントでは、腸管からの吸収と生体利用が確認されています。

【研究報告3】

“Orally administered elastin-derived peptides are absorbed into bloodstream and retained in elastic tissues in dogs”
(経口投与されたエラスチンペプチドは血中に吸収され、弾性組織に取り込まれる)
Journal of Veterinary Medical Science, 2022

この研究では、犬に経口投与されたエラスチンペプチドが、数時間以内に血中に検出され、数日間にわたり皮膚・血管壁に蓄積されることが報告されています。

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なぜ今までエラスチンは注目されてこなかったのか?

こんなにすごい成分なのになぜコラーゲンばかりが脚光を浴びて、エラスチンは注目されなかったのでしょうか?
疑問に思った私は、AIに聞いてみたところ、2つの理由が返ってきました。

①エラスチンは構造が非常に複雑で、長年そのメカニズムの解明が困難とされてきた。

②高純度での抽出・安定化は、今なお難易度が高く、 市場にはほとんど出回らなかった。

長年コラーゲンを陰ながら支えてきたのに、注目されてこなかったなんて・・・

これでも私は、アンチエイジングに関してはストイックな方で、糖質制限のためお米は、玄米と押し麦しか食さない徹底ぶりです。(※糖質はコラーゲンを破壊します!)もちろんエラスチンの存在は今から5〜6年前から知っていて、エラスチンサプリメント⏬を毎日摂取しています。

という事で、もしかしてペット用もあるのか?と調べてみました。

ところが・・・・Amazonや楽天で検索してもペット用は全く出てきません。

ググってみてもエラスチンが主成分のものは全くありません。これはまさにブルーオーシャン🙀

ところが・・・これから販売開始予定の企業様を発見!(第1章にも犬の関節に関する投稿へのリンクを貼っています。)

Instagram

プロフィールを見ると、2,500mg・・・私が摂取しているエラスチンより含有量が段違いに多い・・・😳

発売されたら是非購入したいと思い、DMで販売価格を伺ってみたところ、

「15スティック入り(30日分)を2,980円で発売予定です!」とのことでした。(※小型犬や猫の場合1スティックが2日分なのだそう)

かなりお高いだろうなと思っていたらコスパが良くて意外🤭

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まとめ

エラスチンサプリメントは“老化や病気の先手予防”
もともと体内に存在する重要な成分でありながら、年齢とともに急速に減少します。サプリメントなどで補うことで、全身の血流改善・柔軟性維持・病気の予防や進行抑制につながる可能性が、研究からも支持され始めています。

大切なパートナーである愛犬の長寿のために、今できることの一つとして、エラスチンパワーに期待せずにいられません😊

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