銀太への手紙
銀太は17年生きました。若い時は元気いっぱいで、とてもフレンドリーな犬でした。散歩に連れて行くと、決まって20メートルほど先に近所の犬が見える度に腹を地面に着けて、伏せの状態で待ち構え、まるで敵意がない事を示しているような、優しくて温和な性格でした。亡くなる1年くらい前から散歩に出るのを嫌がる様になり、かつての姿を見れなくなっていきました。病気一つせず、亡くなる時も静かに息を引き取りました。銀太、俺がそっちに行く時も20メートル先で待っててくれるか?また、お前と一緒に歩く事を楽しみにしてるからな。
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