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ルルのお墓(メモリー)

ルルへの手紙

ルルは、心臓の病気を発症し、通院や入退院を繰り返していましたが、肺にお水が溜まる様になりました。呼吸することが困難なため頑張れば頑張るほどルルが辛くなる病気です。もちろん鎮静剤で楽になる病気ではありません。先生から安楽死の選択も提案されましたが、決断することができませんでした。最後はお家で過ごさせてあげたかったのもあります。ですが、それが正しい決断だったのか今でも分かりません。かえって苦しい思いをさせてしまったんじゃないかと後悔が残っています。息を引き取った時は、「よかった。これでやっと楽になれた。」と、失った悲しみより、安堵の気持ちの方が大きかったです。もう2度と我が子が苦しむ姿を見たくありませんし、この様な思いもしたくありません。ルルは、私の人生で最後の子にしようと思っています。ルル、もう苦しむことは2度とないよ。そして、ずっとずっと一緒だよ。

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